
住宅建築の流れ
打ち合わせから完工まで
14の手順
住宅建築の流れ
打ち合わせから完工まで
14の手順
初回の顔合わせ・ヒアリングは「お客さまの理想とする家が法律や予算等をクリアし、建設実現が可能かどうか」を確認する作業です。住宅建設全体の流れの中で、最も重要な事柄です。
お話の中で問題点等は必ず出てきます。そういった場合に、完全とは行かなくても、理想の9割以上に近づけるような代案を提案しています。
資金計画・間取り・内装・外装資材・外構・etc…。
ご要望やライフスタイルに合わせた具体的なイメージを、STRKTUSの用意した家づくりマニュアルに基づいてお伺いします。
お客さまが行う事
STRKTUS家づくりマニュアルへのご記入(家づくりの為の質問事項等)
お客さまがお持ちするもの
写真や雑誌など、お客さまが理想とする家に近い資料
打ち合わせ時間
1~2時間
建築予定地に関わる建築基準法の制限や、市町村が独自に設けている建築条例について役所調査をします。
同時に、前面道路・上下水道・ガス等、インフラ整備の調査をし、現実的に生活可能な宅地であるかを確認します。
その後、最初の打ち合わせでご記入頂いた家づくりマニュアルの情報を精査し、ファーストプランの作成をします。
三週間程でファーストプランは完成し、それを見ながら改めて具体的な打ち合わせをお客さまと行います。
お客さまが行う事
ファーストプランを見た上での変更点・修正点をSTRKTUSに伝える。
お客さまにお渡しするもの
ファーストプラン
お客さまとSTRKTUSが考えた基本的なプランが完成した後、
敷地測量・地盤調査を行うための設計契約を結びます。
設計契約は、お客さまと建築士事務所が持つ双方の「権利と義務」を明確にするために必要な事柄です。
建築士事務所は建築依頼主に対し、契約内容の「重要事項」をあらかじめ書面交付し、説明することが義務付けられています。
この設計契約で発生する費用は、
敷地測量費用5万円、
地盤調査費用3万円(ボーリング調査をご要望の場合は別途追加料金)、
模型製作費用5万円、
概算見積もり作成費用6,363円となり、
合計15万円(税込み)となっています。
セカンドプラン後に再度プラン作成(大きな変更)を行う場合、回数制限はありませんが1プラン作成辺り3万円~5万円の制作費用が別途かかります。
お客さまが行う事
設計契約書の締結
お客さまがお持ちするもの
セカンドプランでの契約をする場合、契約書に使うハンコ。
お客さまにお渡しするもの
セカンドプラン・工事費用の概算見積書見本
設計契約締結後、敷地測量費用・地盤調査費用のご入金が確認された後、測量・調査の手配をします。
敷地調査は、土地の面積や形状・高低差・隣接状況・土地特有の法規制・方位などを細かく調べる作業です。
敷地調査は法的に必ず行わなければならない、というものではありません。しかし最適な間取りを考える上で、この調査結果は非常に重要になります。実際に現況測量を行うと、登記された敷地面積と異なる場合が多々あるからです。
調査をせずに登記内容だけで工事を始めてしまうと、実際の面積と違う事が作業中に分かり、測量からやり直すことになってしまいます。
そのため、STRKTUSは必ず敷地測量を行っています。
地盤調査も、安全な住まいを建てる為の必須事項です。湘南エリアは海沿いのため、地盤が砂地であることも多く、硬そうに見えても実際に調査をすると実は不安定な土地だった、ということがあります。
そういった土地では地震時に液状化現象なども起きやすく、また家の重さに負けて傾く原因にもなります。
そのため事前に地盤調査を行い、そういった土地であれば地質改良等を行うことで安全・安心な住まいに近づけます。
STRKTUSの地盤調査は、スウェーデンサウンディング試験を採用しています。またご要望があれば、ボーリング調査(要追加費用)も行っています。
お客さまがお持ちするもの
無し
お客さまにお渡しするもの
無し
測量・地盤調査が終わった後、セカンドプランに基づいた「建物の工事費用概算見積り」と「住宅模型」を作成します。
住宅模型は、これまで図面で確認してきたものを立体化する事で、リアリティを持った詳細確認が可能になります。
外観や間取り、部屋の広さや天井の高さなど。実際に模型を見ながら、この住宅で生活する日常を具体的にイメージして頂きます。
お客さまにお渡しするもの
地盤調査報告書・概算見積もり・住宅模型
本設計契約とは、
請負契約書・請負契約約款・設計図・工事仕様書・工事見積書を
ひとつずつ確認して頂きます。
その上で、STRKTUSに設計を依頼しよう、とご決断頂けましたら本設計契約を結びます。
その際、契約書の細かい部分まで説明致します。このやり取りの中で少しでも気になる点があれば、遠慮なくお伝え下さい。
また、セカンドプランの多少の修正やプランの再提案をご希望される場合、本設計契約を結んで頂いた上で、実施作業前に対応させて頂いております。
お客さまが行う事
契約書記入、契約後のご入金
お客さまがお持ちするもの
本契約書に使うハンコ
お客さまにお渡しするもの
本設計契約書
STRKTUSが作成した資料に基づき、建材や設備品の打ち合わせを行います。
例えば、キッチンやトイレなどの設備品は、メーカーショールームへ一緒に行き、商品を見ながらご確認頂きます。建材や壁紙等はサンプルを見て頂きながら、お客さまのイメージに沿っているかをご確認頂きます。
ここで決定した内容で仕様書の作成を行います。
お客さまが行う事
建材・設備品の確認と指定。またお客さまが新居で使いたいもの(例えばペーパーホルダー等。施主支給品と言います。)があれば、それらもお教え下さい。
概算工事見積もりを基に、建材や住宅設備・造作工事など、お客さまから伺ったご要望の詳細を加えた形で実施図面に反映致します。
作成した実施図面と仕様書を基に、各職方から工事見積もりを総合して工事詳細見積書(総工費見積書)を作成します。
またその際、住宅ローンの手続き費用・土地や建物に掛かる諸費用や建築申請、許可申請等の費用も出来る限り想定し算出します。尚、住宅ローンの仮申込みは、総工費見積りの作成前に行って頂きます。
お客さまが行う事
お客さまの指定銀行でローンを組む場合、プラン図と概算見積もりを持って銀行のローンセンターへ仮審査申し込みの相談へ行きます(同行も可能です)。
工事見積もりと実施図面の修正を終え、承認図を作成します。
その後、承認図を基に建築確認申請と、その他必要な許認可申請の手続き作業に入ります。具体的には自治体等に書類を提出し、工事着工前に「建築確認済証」を交付してもらう作業です。
お客さまが行う事
確認申請前に現場に作成した地縄で建物の位置をご確認頂きます。建物位置が決定した後、確認申請を開始します。
実施設計図に基づく工事金額の見積りは、工事業者が行います。
必要に応じ、建築士事務所が内容や工事業者の選定について助言をします。
工事期間中、STRKTUSが設計意図を工事業者に随時・明確に伝えます。各工事の施工検査・材料検査は週一回以上、目視とスケール検査を実施し、工事が請負契約書の諸条件に従って、適切に施工されるよう監理します。
具体的には以下の事をメインに行います。
・工事施行計画の検討助言や施主と施工者間の調整
・各種報告や手続き処理
・竣工時の役所の検査立合い
・及び建築引き渡し時の立合いや最終的な工事の確認
また、このタイミングで地鎮祭を行ないます。
お客さまが行う事
セミフォーマルな格好での地鎮祭へのご参加。
お客さまがお持ちするもの
地鎮祭に必要な、お供え物・初穂料等は神社によって異なります。
一般的なお供え物(一万円程度)の場合、魚・果物・野菜・お酒・米・塩です。
初穂料は神社によって金額が異なりますが、3万円~4万円が相場です。
STRKTUSが敷地に接する4方向へ近隣の挨拶を行います。もちろん、お客さまご自身でご挨拶を、という事であれば同行させて頂きます。
お客さまがお持ちするもの
粗品(お客さまがお渡ししたい場合)
上棟式の代わりに「四方固め」という儀式を行います。建築中の建物の四隅に米・塩を撒き、酒をかけて清め、建物の工事安全を祈念します。
また、大工さんへのお礼やお食事をご希望される場合は、着工前にお声がけ下さい。
お客さまがお持ちするもの
酒・米・塩
お酒は地鎮祭で残りがあればそれで構いません。
米、塩は四隅に少しずつ撒くので、3合程度ずつ必要になります。
上棟後、現場の工事の進捗確認を兼ねて、現場での打ち合わせを三回程度行います。
図面では表現しきれなかった細かい部分を直接現地でご確認頂きます。
また、このタイミングで仕様打ち合わせ時に確認した施主支給品等をお持ち下さい。
お客さまが行う事
現場進捗確認・打ち合わせへのご参加
お客さまがお持ちするもの
有る場合は施主支給品
工事が完了しましたら、検査機関の完了検査と共にお客さまに現場をご確認頂きます。
お客さまが行うこと
完成現場の引き渡し前確認の立ち会い
お客さまにお渡しするもの
取扱説明書ファイル・確認申請書類一式